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注目!人気企画第8弾!人気作家が大集合♪
当ブログは版権作品を雑多に扱っています。

マイナーなものが多いかなとは思います。

腐的要素も含まれる作品がありますので、閲覧に関しては自己責任でお願いいたします。



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「倒錯世界」
管理人:暁紫音
URL:http://fblg.jp/akblo/
サイト傾向:魔人・おお振り等版権小説サイト
東京魔人学園剣風帖:京一×龍麻

【シングルライフ】

龍麻は部屋を眺めた。

模様替えをしようと心に決め、いざ行動に移そうとするが…
 
(おれ、一人暮らしだったよな…)
 
ここへ越してきた時には、大型の物以外は小型トラック1台にも満たなかった。
最低限の食器と着替え。
TVはあったが、DVDプレーヤーやオーディオ関係は無かったし、ポータブルを持っていたくらいだった。
 
 
それなのに…
 
 
(おれのシングルライフはいずこ??)
 
荷物はあっという間に2倍になっていた。
服も自分の物ではないものもあるし、オーディオの周囲にはCDが山積みになっている。
DVDもそこかしこに陳列してあり、どこから片付けたらいいのか分からない。
 
ふぅっと大きなため息をつくと、いきなり玄関が開いた。
 
「ひーちゃん!見ろよ、ゲーセンで取ったぜ!」
意気揚々と京一が掲げるのは、大きなくまのぬいぐるみ。
「すごくね?」
「…京一ぃ…それをどこに置く気だ?」
「え?ここ♪」
「あのな…ここは物置じゃないぞ!」
「分かってるって」
本気で分かっているのかどうか怪しい台詞で京一は部屋に入っていく。
「ほら、これでひーちゃんも寂しくない!」
そう言って京一はぬいぐるみをベッドに置く。
その様子を見て、龍麻は苦笑するしかなかった。
 
(もう…寂しくは無いんだけどな)
 
いつしか、何も無い部屋に京一の居場所が出来上がっていた。
 
 
Fin
 
***
 
サイトの拍手に置いておいたものです。
 
徒然と…疑問
のんびりと作品は移動中ですが…

こういうのって、サーチ登録可かな?
案外、注意書きにないからね
ブログサイトについては…
サイトではないけど、一応独立させてるので
個人的にはブログをサーチに登録したいなぁ

さて、需要ないもんばかり更にアップしてきます(笑)

 
東京魔人学園剣風帖:京一×龍麻
日常の喧騒から切り離された空間。
まるでそこだけが、別の時間が流れているような…

「ひーちゃんの部屋ってなんもねぇよな」
京一がカップに残った紅茶を飲み干しながら言う。
「そうでもないよ。そこにマンガは散らかってるし…なんだか食器も増えてるし…」
龍麻は指差しながら呟く。
「洋服はクローゼットに入らないし…」
「え〜っと…」
話を振った京一は思わず口ごもる。
なぜなら、龍麻が指差した物は全てと言って良い程、京一の私物だった。
「まぁ、やっぱ生活するにはこん位必要だろ?」
「制服2枚もいらないし、マンガもあまり読まないしなぁ…」
「いやいや、いざって言うとき…なっ」
京一が慌ててマンガをかき集める。
「なぁ〜にが、『なっ』だよ」
半呆れ顔の龍麻。
 
王都妖奇譚:将之×晴明
蝉の鳴く声がする。

雨続きの日々は過ぎ、今は暑い毎日だった。
照りつける太陽を恨めしそうに睨む将之に、晴明は思わず苦い顔をした。

「将之…いくら睨んだとて、涼しくはならんぞ」
「分かっておる。しかしだな…こうも暑くちゃかなわん」
「猪少将殿も暑さにはかなわぬか…」
ニヤリと口角を上げ、晴明は将之の隣に座す。
「茶化すな…晴明。大体、なんでお前はそんな涼しげなんだ」
「涼しくはないさ。しかし、変わらぬ状況に文句を言っても仕方あるまいよ」
「そりゃそうなんだがな…」
ぐたりと仰向けに寝そべる姿は、とても見られたものではない。

(彩子様に見られたら、さぞかし絞られる事だろうな)

ふいにそんな事を思って軽く笑うと、将之が視線だけ投げかけてくる。
「良からぬ事を考えているだろう?晴明…」
「別に…」
「ふん。大方、姉上には見せられまいとでも思ってるんだろ」
「いや…逆だ」
「…逆?」
「そうだ。彩子様に見せたら、面白いことになりそうだな、とな」
ふふ…と笑う晴明に、将之の顔色が変わる。
「まさか!姉上に言うんじゃないだろうな?」
「さぁな」
「…おいっ、晴明。言うなよ?小言を言われてはかなわんぞ」
思わず取り乱す将之に、晴明はたまらず吹き出した。
「あははははっ!」
「お…おい、晴明っ」
「ははは…そんなに慌てる事もなかろう」
「だけどなっ」
 
大きくふりかぶって:利央×準太

「seizure」


いつだって、前を見据えてて…
揺るがない、その視線の先には、いつも決まって同じ人。

すべて任せますって、心から信頼してますって風の笑顔

自分中心みたいな行動に、それでも優しさが秘められているのを
結構皆知ってるんだよ。

「時々見せる優しさっていいわよねー」って、クラスの女子も言ってた。


分かってる


その優しさは誰にでも見せるものだって
自分が特別なんだって勘違いしちゃいけないって…


貴方が、誰かのものになるなんて、そんな日は来ないって知ってるよ。



 
東京魔人学園剣風帖:京一×龍麻
京一は、深いため息をついた。

(龍麻‥‥‥)

京一の視線の先にいるのは、彼の膝で静かに眠る龍麻の寝顔だった。
ふとんも暖房もつけないこの部屋で、龍麻は京一のぬくもりだけで眠っていた。

(龍麻‥‥‥)

京一は龍麻を起こさないよう、ゆっくりと龍麻の顔にかかる髪の毛をかきあげた。
安らかな寝顔を見る程に、悲しくなるのはなぜだろう?
幸せであればある程、不安に駆り立てられるのはどうしてだろう?



『少しだけ‥‥‥眠らせてくれ‥‥‥』



そう言って、京一の膝の上で眠りについた龍麻。

それは、次への戦いに向けての休息------
本当は戦いたくはないのに‥‥‥


きっと龍麻は思っているはずだ。


誰も血を流さず、古の時を静かに向かえられたら‥‥‥

遠い過去に定められた運命からは逃げられなかった

大切なものを守るために戦っているはずなのに
大切なものを傷つけられたくないために、闇の者を傷つける。

そうするたびに龍麻はいつも悲しみに襲われていた。

何も言わない龍麻
なら、俺も何も聞かない


ただ、傍にいて、少しでもお前の支えになろうと思う。
お前のことは誰にも傷つけさせない‥‥‥
誰が何を言おうと‥‥‥


Fin


=======

某曲を聞きながら書いた作品です。
一時期、サイトで色々な曲を聞いてSSを書こうという企画をしていました
そのときの作品です
 
東京魔人学園剣風帖:京一×龍麻

今まででこれほどに誰かを『守りたい』などと思っただろうか
これほどまでに誰かの傍にいたいと感じただろうか

強くなりたいと思っていた…
昔から
強くなることが目標だった…
今までは

今も変わらない
強くなりたいと願い、前に進むことは
しかし変わった事がある
今までとは比べ物にならないほど
自分の中で何かが変わる
認めるしかない
今もこうして変化しつつある、この気持ちを

 
おおきく振りかぶって:利央×準太
「だるい…」

ベッドの中で利央がつぶやく。

「だるい…だるい…。あっつい…」

最近の寒暖の差で身体がやられたらしい。
朝練に行こうと起き上がったら節々が痛く、更には眩暈までした。
これはヤバイだろうと、体温計を取り出し計ってみれば…


38.5


(熱だ。熱がある!)

体温を見なければ、かろうじて動けていたのに、見た途端にダルさが増す。

結局、朝練どころか学校を休む事になり、利央は病院以外は布団の中で過ごした。



*****
 
東京魔人学園剣風帖:京一×龍麻
戦うのが怖い
誰かを失うのが怖い
何かを傷つけてしまうのが怖い


歩き出す勇気が…いまはない


龍麻は北風が吹きすさぶ中、遠くを見つめていた。
新宿駅。
多くの人が慌しく歩き、そして去っていく。
仕事中の人、これから遊びに行く人、帰宅中の人…
ここにいる人の分だけ、これからの未来があり想いがある。
今この新宿に、東京に何が起こっているのかを知らずに
それでも日常を生き抜く人々がいる。
その人々の運命が今龍麻の前に立ちはだかる。


戦いに敗れたら?


そう思うと恐ろしくてたまらない。
逃げ出したくなる。
いっそ、自分も関係ないのだと言ってしまいたくなる。
宿星など知らない…
そう言ってしまいたくなる
 
東京魔人学園剣風帖の京一×龍麻

いつからか「泣く」事を忘れていた…

いつからか「泣く」事ができなくなってた

それでも辛いとは感じない
痛みも感じない

一人で笑うことができてたから…

一人でいる方がずっと楽だった…